Gmailを等幅フォント(フィックスドフォント)で読む(Firefox)

Gmailでメールを読む際、メールはプロポーショナルフォント表示される。通常のメールを読む限りではなんら問題ない。しかし、旧来の手法で凝った表現方法を使ったメールでは、作者の意図が壊れてしまうと時がある。例えば、

┏━┳━┳━┳━┓
┃A┃B┃C┃D┃
┗━┻━┻━┻━┛

などは、プロポーショナルフォントだとレイアウトが崩れてしまう。Gmailの設定を探しても、フォントを切り替える機能は無いポイ。
となると、ユーザサイド(こちら側)でどうにかするしかない。Greasemonkeyというエクステンションを使えば、こちら側で見栄えやスクリプトをごにょごにょできると思い出し、その線を洗う。洗っているうちにGreasemonkeyを使わなくても、見栄えならごにょごにょできる事が判明。ユーザスタイルシートなるものを使えばできるそうだ。
Firefoxの場合userContent.cssというファイルがユーザスタイルシートで、これをいじれば、こちら側で見栄えをごにょごにょできる。userContent.cssWinXPでは"C:\Documents and Settings\Bill Gates\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\jwyz7xfj.default\chrome"以下にある。ちなみに、Bill Gatesの部分はユーザ名で、jwyz7xfj.defaultの部分は、"ランダムな文字列.default"になる。初期状態では存在しないので新たに作成する。

これで、舞台は整った。あとはCSSを書き上げるだけである。

しかし!userContent.cssの書き方を調べているうちに、Gmail等幅フォントにするサンプルを見つけてしまった。
hail2u.net [FirefoxのuserContent.cssネタ]より

@-moz-document domain(mail.google.com) {
	div.msg > div.mb {
		font-family: monospace !important;
	}
}

こいつをuserContent.cssに書いてやれば等幅フォントで読めます。userContent.cssは書き換えるたびにFirefoxを再起動しないと反映されないので注意してください。
ついでのメール作成時も等幅フォントにしましょう。上のCSSにちょっと追加します。

@-moz-document domain(mail.google.com) {
	div.msg > div.mb {
		font-family: monospace !important;
	}
	textarea#ta_compose.tb {
		font-family: monospace !important;
	}
}

これで、旧来の手法を使いデコレーションしまくりのメールを思う存分作成できます。